2024/08/12 12:49
\読んでくれてありがとうございます💖/
幸せ=快適でご機嫌なことって思っていませんか?
私は思っていましたー!
幸せの内実は、人それぞれだし、
同じ人によってもライフステージによって
変化することはもちろんありますが、
ざっくり定義すると
幸せ=「快適でご機嫌な状態」って思ってる人多いはず。
しかし、幸せをこのような定義にしてしまうと
幸せになるためには、不快なことや不機嫌な状態を避けたり
排除する必要がでてきます。
でも、生きていれば色んなことがありますので
不快な出来事や感情を抱くことも当然誰にだってあります。
絶対あります。
そのときに、この不快な体験を排除しようとすると
充分に味わうことなくなんとかしようと「Do」に走ります。
「どうしたらいいか」ってやつです。
まあ、普通そうです。
で、この「Do」がうまくいって
問題が解決して不快な状態を脱することができればいいのですが
うまくいかないと困ります。
だいたいカウンセリングに来られる方というのは
思いつくかぎりの「Do」をやって
色んな人にアドバイスをもらって
それでもどうにもならないからカウンセリングを受けに来ます。
そんな状態で来られている方に
私たちカウンセラーがすることは
アドバイス(つまりDOの部分)ではありません。
Doが立ちいかなくなったとき
必要なのは「その体験によって何を感じたか」ということを
しっかりと味わうこと。
まあ、ほぼほぼネガティブな感情なので
人はそれを感じたくなくてDoに走るのです。
でも、必要なのはしっかりと味わうこと。
怒りや悲しみはもちろん、
孤独感、無力感、無価値感
さみしさや喪失感など
感じたくない感情を
逃げずにしっかりと感じます。
(このときアロマを使うのはおすすめです)
全身で感じましょう。
充分感じましょう。
1日2日では感じきれないかもしれません。
時には長い時間が必要かもしれません。
死別の悲しみなんてまさにそうだと思います。
でも、十分感じ切ったら
「Do」が見えてきます!
これやろう、あれやってみよう
これがしたいというのが自然とわいてきます。
向き合うべき感情に向き合っていないと
不思議と形を変えて
何度も同じようなことが起こります。
物事を動かすためには行動が必要ですが
その行動をどういう動機でやっているか、は
もっと大事です。
行動するときに、たとえば無力感を感じたくないから
という動機で行動すると
なぜか無力感を味わう結果になります。
なので十分に感情に向き合って消化して
自然と身体が動くことをすることが
問題の解決の早道です。
そのためには、幸せ=いろんな感情を味わうこと
と定義しておくと味わいやすいなと思います。