川田浩美 キャンドルセラピーArtist/ホリスティックAromaセラピスト
臨床心理士だからこそ伝える「アロマとキャンドルに触れる、自分自身の調え方」
・ 臨床心理士として10年
総合病院や個人クリニックにて様々な病名、症状、主訴を持つ患者さんのカウンセリングを担当。
その経験から、どんな治療法よりも、本人が自分の内側と向き合い、ととのえていくことが変化の
ためにもっとも効果的であることを痛感する。
・ 結婚後は心理士を退職、夫の家業を手伝うが42歳で死別
それまでの生活を180度変えざるを得ない状況となる。収入源を失い、住まいも引越しを余儀
なくされ、子どももいなかったため、特に「生きたい」という意欲がわかず「いつ死んでもいい」
と思いながら投げやりな毎日を過ごす。
・ローズで自己受容を知る
学生時代から趣味だったアロマセラピー、夫に背中を押されて本格受講するも、夫との死別で無気力な日々に。ただぼんやりテレビの前に座る毎日を1年近く過ごす。頭の片隅では「このまはまじゃいけない、何かしなければ」という思いがありながらも、氣力がわかず。そんな中、自己受容のテーマを持つローズの香りに自然と惹かれる。無心になってローズを使い続けることで、何かしてみようか、外に出てみようかという気持ちが自然とわいてくる。
・キャンドルとの出会いと変化
ふと興味が湧いてレッスンを受けたキャンドル製作に夢中になる。毎日「今度はあれを作ってみよう」「次はああしたら上手く作れるかもしれない」と考えるようになる。あれほど「いつ死んでもいい」と思っていたのに、キャンドルを作りたいがために「死にたくない」と思っている自分に気が付く。
ー 自分の人生を歩むための、道しるべとなる灯火 ー
かつて私たちは当たり前のように火を使って生活し、火を囲んで暖をとって語らい、命を守り繋いできた。火は浄化や癒しの力を持ち、人は火を使うようになったから進化、変化や成長をしてきたとも言える。私たちの成長や人生の向上に繋がる、喜びあふれるキャンドルを生み出していければと情熱を注いでいる。
エネルギーが形(現実)を作るとするならば、自身に生きる気力を与えてくれたキャンドルは、
「使う人の喜びや情熱に次々と火を灯す作用を持つはず」という思いと、「静かに、深く自分と向き合うための時間・空間を提供する」手段として、キャンドルとアロマセラピーを提唱している。