2024/08/07 09:38
ありのままってよく聞く言葉ですよね。
「ありのまま」=だらしない自分、面倒くさがりの自分、自分勝手な自分、そんな自分でもいいと認めること
っていうイメージありません?
私はありました!
なので「ありのままの自分で」なんて言われても
「えー…(-_-;)」って思ってました。
「ありのままの自分を認める」っていうのも
さぼりたい、楽したい、のんべんだらりとしたい自分を許すイメージで
そんなことしたら際限なく自分を甘やかして
何もしなくなるけど、いいの?って思っていました。
それは、「ワクワクすることをしましょう」=
海外旅行に行って、ブランドのバッグ買って
高級レストランでフレンチ食べてホテルのラウンジでお茶する
ってことでしょ?並みの間違いです。
ありのまま=自分の中に「ある」ものを「ある」と認めること。
さぼりたいって思ったら「さぼりたいって思ってるんだな」
楽したいって思ったら「楽したいって思ってるな」
ってことで、行動次元とは別物です。
楽したいって思っても「楽しちゃダメだ!」ってすぐにその思いを打ち消して
頑張る…ってことをよくやりがちだと思うんですけど
それは自分のありのままを認めていないことにつながるので
それが積み重なると本来の自分から遠ざかってしまいます。
楽したいなと思っても実際できないときもあるので
必ずしも行動レベルで一致させる必要はありません。
自分がそう感じているということを
一度しっかり認識して受け止めることに意味があります。
それと似た意味になりますが
自由というのは「自分であって由し」ということです。
ついつい自由というと、好きなときに好きなことをするという
行動レベルで捉えがちですが
自由は「自分であって由し」と捉えると
さきほどのありのままと同じように
「こう感じているんだな」「そう思っているんだな」と
自分の内側にあるものを全て認める、OKとするということです。
よく「本当の自分」なんてことを言いますが、
本当の自分って、固定したものではないと思います。
例えがイマイチですが、シリアルキラーだって
生まれたときからずっと人を殺してきたわけではありません。
電車でお年寄りに席を譲ったこともあったかもしれないし
家では優しいパパかもしれません。
同じようにマザーテレサだって
人を恨んだこともあっただろうし
「くそが!」って思ったことだってあるはずです。
人には色んな側面があります。
なので「これが私!」と固定する必要は全然なくて
「どんな自分も自分」というスタンスの方が生きやすいんじゃないかなあと
私は思います。
「明るくて元気なのが私」って決めてしまうと
落ち込んでくよくよしている私は私じゃない、私らしくないって
なってしまいますよね。
でも、人間だもの、落ち込んでくよくよするときもあります。
その落ち込み、くよくよを自分に禁止せず
充分味わうことが大事です。
中途半端に抑圧すると
抑え込まれた感情は主張します。
そしてその感情を味わう出来事がまた起こります。
これは本当です。
なので、どんな感情もどんな自分も
「あるんだなあ」と認めて受け入れてあげてください。
それが自由でありのままだと私は思います。
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